2017.02.14更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
二月に入り、「花粉症の方は予防と治療をはじめましょう」と先日のブログでお話ししました。
そのときに、ふと思い出したことがありまして今日はそれを書こうと思います。

花粉症と一言で言いましても、その「花粉」の種類はたくさんあり、患者様によって何に反応しているかは異なります。
一般的にスギ花粉による花粉症がメジャーとなっているように感じますし、実際に患者様も多いのです。
しかし皆様がスギ花粉に反応しているのか、もしくはスギ花粉だけに反応しているのかという話になりますと、それは違います。
たとえば、イネ科花粉症やブタクサやヨモギなどの花粉に反応している花粉症の患者様も少なくありませんし、いろいろな花粉に反応している複合型の患者様もいます。

花粉の種類によって治療が異なるかといえば、それに関してはさほど変わることはないのですが、花粉の種類によって花粉が飛び交う季節が異なりますので、ご自身がどの花粉に反応している花粉症なのかということは知っておく必要があります。

これに関しては検査で簡単にわかるものです。
自分は花粉症であるということまでしか認識していない方は一度、何の花粉に反応しているのかを、り耳鼻咽喉科で調べてみましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.01.27更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
本日も先日に引き続き、嗅覚障害の原因について触れていきたいと思います。
この間のブログで書かせていただきましたが、嗅覚障害の原因の多くは副鼻腔炎か風邪の後遺症です。

しかし最近よく見かける原因としてそれ以外に、加齢が原因の嗅覚障害があります。
いろいろ調べてみても原因が特定できないという状況で、患者様がご高齢の場合、加齢が原因と判断されることが多いです。
日本は高齢化が進んでおりますので、いまこの加齢が原因となる嗅覚障害が増えているのだと考えられます。

また原因不明の場合、アルツハイマー病やパーキンソン病の初期症状というケースもありますので、慎重に経過観察を行う必要が出てきます。
それ以外にも、頭部外傷の後遺症や脳腫瘍など、なかなか難しい理由で嗅覚障害が起こっている可能性も考えられます。

このように、嗅覚障害の原因はいろいろあります。
専門的な知識をもって、嗅覚障害の原因を特定しなければなりません。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.01.23更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
寒い日が続きますね。
皆様、体調管理が難しい時期ですが、頑張って健康な毎日をお送りください。

先日嗅覚障害について、お話をさせていただきました。
今日は、この嗅覚障害の原因についてお話をさせていただきます。

一番多いのが副鼻腔炎です。
この場合、副鼻腔炎の治療を進めていくことで、それが同時に嗅覚障害の治療となりまして、副鼻腔炎が良くなることで、嗅覚の機能が戻ってくるという経過を辿ります。
副鼻腔の状況を確認して、治療を進めていきます。
CTやMRIを使った画像診断を行うケースもあります。
慢性副鼻腔炎と好酸球性 副鼻腔炎では治療法が違いますので、り耳鼻咽喉科で地道な治療を進めていきましょう。

次に多い原因が、風邪の後遺症です。
風邪をひいて鼻詰まりが起こると、当然ニオイを感じ辛くなります。
しかし風邪が治ったのに、ニオイを感じられない感じ辛いという状況です。
この場合、治療は当帰芍薬散という漢方薬が有効となっておりますので、投薬治療を行ってまいります。
早期治療の方が効果があるとされていますので、おかしい!と感じたらすぐに、り耳鼻咽喉科で治療を行っていきましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.01.16更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
皆様は嗅覚障害というものをご存知でしょうか?
名前の通りなのですが、ニオイが分からなくなってしまう症状です。

世の中には、いろいろなにおいが存在します。
例えば目が不自由だとしてもニオイが分かると、今日の食事のメニューがわかったりします。
季節を感じることもできます。
視覚、聴覚など人にはいろいろな機能が存在しますが、嗅覚もとても大切な機能であり、普段はなかなか感じないかもしれませんがニオイ感じられなくなりということは、とても不自由です。

嗅覚障害になりますと、多くの患者様が食事が美味しくなくて困るとおっしゃいます。
味が分かれば問題ないのでは?と日常生活をしていると思いがちですが、ニオイを感じなくなると実は「味わう」ということが満足にできなくなるのです。

嗅覚障害は多くの場合は完治可能です。
しかし、完治まで長期間かかるケースが大半です。
根気よく、専門医の元で治療をしていくことが重要になってきます。
ニオイを感じなくなってしまったお感じになられたら、早期治療が重要なので少しでも早く、り耳鼻咽喉科をご受診なさってください。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.01.10更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
よく、ご両親から質問されることの一つとして、出席停止基準があります。
今日はこれについて、ご説明していきたいと思います。
といっても、一気にお話しても分かりづらいと思いますので、まずは今時期に多い疾患からご説明してまいりましょう。

冬の時期となると、インフルエンザを思い浮かべる方が多いと思います。
インフルエンザですが、発熱から5日経過して熱が下がって2日、幼児に関しては3日経過するまでが出席停止となります。
日数を計算する時は、発症した日(発熱か始まった日)は含みません。
翌日を第1日と数えることになります。

ご両親ともに働いている方にとっては、とても長い期間となると思います。
でも、規則は規則!お子様のことを大切に思うのであればなおさら、しっかりと治して通学・通園できるようにしましょう。

あと、この時期に多いのが溶連菌感染症でしょう。
抗菌薬内服後24時間以上経過して熱が下がり、食事が食べられるようになるまで休んでいただければと思います。
溶連菌に関しては、検査をしないと風邪と判別が難しいケースがあります。
体調不良の場合は、とにかく専門の医師に相談をされることをおすすめします。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.01.04更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
あけましておめでとうございます。

2014年に、り耳鼻咽喉科を開院いたしました。
数年が経過し、多くの患者様からご支持をいただけるまでに成長してまいりました。
一年一年が地道な進歩。
どのような仕事でもそうだと思います。
今後も地元密着型の耳鼻咽喉科として、多くの患者様のために精進してまいる所存です。
なにとぞ、よろしくお願いいたします。

と、ちょっと仰々しいぐらいの新年のご挨拶をさせていただきましたが、実際の耳鼻咽喉科としてはこの時期、風邪やインフルエンザのピークの季節です。
新年早々、多くの体調不良の患者様で混みあっております。
こちらのブログでも何度もお話をさせていただいておりますが、病気は予防が第一!
帰宅後すぐの手洗いと丁寧なウガイは重要。
出かける際もマスクを着用し、水分補給と定期的な手洗いとウガイを心がけましょう。

「ちょっと風邪を」とよく患者様はおっしゃいますが、そのちょっとしたことはこじらせると大事になりかねません。
時と場合によっては、命に関わる事態も考えられます。
軽視せず、予防と治療に重点をおいていきましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2016.12.22更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
今日は、鼻前庭湿疹という症状についてお話をさせていただきます。
鼻前庭湿疹は別名、乾燥性前鼻炎ともいいます。
鼻の入り口の鼻毛が生えている部分が荒れてしまって、炎症を起こしたりかさぶたのようなものができたりする症状です。
大人の方にもみられる症状ですが、大人より子どもに多く見受けられます。

原因としては、鼻をいじる癖や、鼻毛を頻繁に抜く行為などが考えられます。
またアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などで、頻繁に鼻をかむというのも原因に繋がることがあります。

時期としては通年ある症状ですが、乾燥しやすい冬の時期は、患者様が増える傾向にあります。
加湿を心がけ、なるべく鼻をいじらないようにすることで、予防はできます。
もし鼻前庭湿疹になってしまったときも同様で、なるべく患部をいじらず加湿を心がけましょう。

治療に関しては、ステロイドや抗生物質の入った軟膏を処方します。
それを塗って様子をみていきます。
鼻前庭湿疹になってしまい、お困りの方はり耳鼻咽喉科へご相談ください。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2016.12.16更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
前にこちらのブログでもアナウンスをさせていただいておりますが、もしインフルエンザの予防接種がまだお済みでない患者様がいらっしゃいましたら、今時期に必ずお済ませください。

というのも、年末年始は人がたくさんいるところに出向く機会が多くなる季節です。
これからは忘年会やクリスマスなどのイベントが続きますし、新年となれば初詣や初売り、バーゲンなどがあります。
このようなところでは、インフルエンザをもらってきてしまう可能性がとても高いのです。
予防接種も残念ながら、100パーセントウイルスを防御できるものではありません。
ですが、未接種と比較すれば感染してしまう可能性は低いですし、万が一感染してもインフルエンザの症状が軽度ですむ傾向があります。

せっかくのお正月休みにインフルエンザになってしまって、寝込んでしまったなんて最悪です。
今のうちに予防接種を受けて、インフルエンザウイルスからご自身を守り、楽しい休暇を過ごせるようにしましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2016.12.12更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
季節外れネタが続いてしまって恐縮ですが、先日より花粉症のお話が出ているので、今日はあまり知られていない花粉対策をご紹介したいと思います。

皆様はワセリンというものをご存知でしょうか?
肌を保湿したり、キズを保護したりするときに使うものです。
薬に混ざっていることもありますし、混ぜて使うこともあります。

これを目のまわりや、鼻の周囲と鼻の中に塗っておくというのが本日お話する花粉対策です。
ワセリンを塗ることがなぜ、花粉対策になるのでしょうか?

これは目や鼻に侵入する花粉を、ワセリンがキャッチしてくれる役割を果たしてくれるためです。
そしてさらに鼻の中に塗ることで、鼻の粘膜を保護してくれるので、花粉が鼻の内部に接触することを避けることができるのです。

ポイントとしては、花粉の症状が出る前に塗ることです。
そして目のまわりや鼻のまわりは薄くてOKなのですが、鼻の中に関してはワセリンをたっぷりと塗ります。

夜、入浴後に塗るのもおすすめです。
夜間、花粉症の症状が出てよく寝られない!という状況を最小限にできます。

マスクやメガネなどの予防策にプラス、ワセリンで対策!
そして処方された薬をしっかり使っていけば、花粉量が多い来年の春も、乗り越えられることでしょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2016.12.08更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
先日、日本気象協会から発表された2017年の春の花粉飛散予測のお話をさせていただきました。
今日は引き続き、同じ時期に発表されたウェザーニューズの情報をお伝えしたいと思います。

花粉症で毎年悩まれている方はきっと、ウェザーニューズの情報は、「近畿地方花粉少なめであってほしい!」と願ってしまいますよね。
もちろん私も患者様のことを考えてそう願っていたのですが・・・。
残念ながら、大阪は今年と比較すると4.9倍だそうです。
ちなみにお隣の奈良は10.4倍!京都も8.8倍だそうです。
春に奈良や京都へお出かけの際は要注意です。

さて、日本気象協会にしてもウェザーニューズにしても、なぜこのような予測を出しているのでしょうか?
理由は、今年の夏の暑さです。
高気圧の勢力が強く、暑さが厳しかった今年の夏。
これよって雄花の生育が活発化したことが原因です。

花粉量が多くなるのは間違いなさそうな来年の春!
しっかり対策と治療を行っていきましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

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