大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
本日は耳管開放症という病気について、お話をさせていただきたいと思います。
耳管開放症の患者様は、最近増えております。
もともと高齢者に多くみられる症状ということで、高齢化社会において耳管開放症の患者様が増加するのは当然といえば当然なのですが、そこにきて近年、若い世代の女性にも増えてきています。
医者としては比較的よく目にする病気なのですが、一般的には認知度が低い病気なので、この機会にぜひ「このような病気があるんだ」と認識していただければと思っております。
全体的に見て、耳管開放症は男性よりも女性に羅漢者が多いという特徴があります。
この病気は、通常は塞がっている耳管が、解放されたままの状態になってしまう病気です。
耳がつまったように感じたり、ご自身の声が大きく聞こえるなどの症状が出てきます。
人によっては難聴の症状やめまいを引き起こすケースもあります。
特徴としては、頭を下げた状態を2分ほどキープしたり、入浴をするとそれらの症状が一時的に治まるということが多いということです。
すなわち、このような症状や状態が患者様の方で確認できた場合、耳管開放症の可能性が高いということになりますので、すぐにり耳鼻咽喉科をご受診いただきたいと思います。