2017.06.14更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
あたたかい日が増えてきました。
今年のゴールデンウィークは、全国的に比較的天気にも恵まれるそうです。

さて今、もうニュースにもなっておりますし、お子様が学童期の方の場合、学校からもご連絡が入っているかもしれませんのでご存知の方も多いかもしれませんが、もうすぐゴールデンウィークというこの4月末にインフルエンザが大流行しています。

厚生労働省が4月21日に発表した「インフルエンザの発生状況について」によりますと、インフルエンザによる学級閉鎖や学年閉鎖、休校などの措置がとられたとされる学校、保育園、幼稚園が16日までの1週間で84カ所にのぼり、その前の週と比較すると大幅に増えているということです。

国立感染症研究所「インフルエンザ流行マップ」の2017年第15週を確認しましたところ、大阪府は警報も注意報も発令されていない状況ではありますが、比較的近隣県の福井県では流行しておりますし春だからといって油断できない状況になっています。
少しでも体調がおかしいと感じたら、はやめにり耳鼻咽喉科をご受診ください。

また、この状況を踏まえて特に注意したいのが、これから始まるゴールデンウィークです。
多くの方々が府外に、旅行やレジャーで出かけられることでしょう。
どこでインフルエンザウイルスをもらってしまうかわかりません。
手洗いウガイ、そしてマスクなど予防対策をしっかり行ってください。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.05.31更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
先日のブログで、耳管開放症という病気のご紹介とその症状についてお話をさせていただきました。
実は、この病気は誰でもなるというものではなく、どちらかといいますと特徴的な原因があることが多いので、今回は耳菅開放症を発症する原因についてお話をさせていただきます。

一番多い原因としては体重の減少です。
ダイエットなどで急激に体重が落ちたときなどに、耳管開放症を発症するケースが多いです。
また高齢者の場合は、心臓病や糖尿病などの病気が原因で体重が減少したときに発症することがあります。
またそれ以外にも、心臓の疾患やガンの治療から併発するケースも多いです。

それ以外の原因としてよく見受けられるのが、現代人の多くが抱えるストレスや疲れ、睡眠不足などです。
あと女性で多いのがピルなどを服用している際に耳管開放症を発症することがあります。

原因が比較的分かりやすいので、思い当たるフシと症状がある場合は、耳管開放症を発症したのでは?と疑い、当院を早めにご受診いただければと思います。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.05.26更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
本日は耳管開放症という病気について、お話をさせていただきたいと思います。
耳管開放症の患者様は、最近増えております。
もともと高齢者に多くみられる症状ということで、高齢化社会において耳管開放症の患者様が増加するのは当然といえば当然なのですが、そこにきて近年、若い世代の女性にも増えてきています。
医者としては比較的よく目にする病気なのですが、一般的には認知度が低い病気なので、この機会にぜひ「このような病気があるんだ」と認識していただければと思っております。

全体的に見て、耳管開放症は男性よりも女性に羅漢者が多いという特徴があります。
この病気は、通常は塞がっている耳管が、解放されたままの状態になってしまう病気です。
耳がつまったように感じたり、ご自身の声が大きく聞こえるなどの症状が出てきます。
人によっては難聴の症状やめまいを引き起こすケースもあります。
特徴としては、頭を下げた状態を2分ほどキープしたり、入浴をするとそれらの症状が一時的に治まるということが多いということです。
すなわち、このような症状や状態が患者様の方で確認できた場合、耳管開放症の可能性が高いということになりますので、すぐにり耳鼻咽喉科をご受診いただきたいと思います。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.05.22更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
布団のダニ対策を考える上で、日ごろのこまめな布団干しや、布団、シーツなどの洗濯は重要ですと先日のブログでお話をしていますが、そもそも布団に寄生してしまうダニを、私たちが吸い込まないように工夫すれば、そこまで神経質に、布団を干したり洗ったりしなくて済むということに繋がります。

とくにダニの死骸やフンは、水溶性なので・・・と洗濯をおすすめこそしましたが大物の洗濯は家事労働の中で、かなりのウエイトを占めてしまいますので、家事の負担という部分で捉えると考えものだ!というご意見も少なくはないでしょう。
実際、「共働きでそんな余裕ない」「布団を干して出かけられない」など、さまざまな弊害や問題が生じる家事労働であるというのも事実だと思います。

おまけに最近都心部で流行っているタワーマンションなどでは、ベランダに布団自体を干すことができないというところも少なくありません。
さらにはダニ対策はできても、外に布団を干すことで花粉がついてしまうというお悩みの方もいると思います。

そこで活用していただきたいのが、布団やシーツなどのカバーを、高密度の防ダニのものをチョイスして使う方法です。
ダニの死骸やフンの空気中への放出を抑制できますから、ご自身からアレルゲンを遠ざけることができます。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.05.15更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
先日のブログで、布団のダニ対策のためには布団干しが有効的であり、その後の布団たたきはせずに、布団用の掃除機を使ってダニの死骸やフンを除去するようにいたしましょうというお話をさせていただきました。

布団を干すという行為もとても重要なのですが、それ以上にダニ撃退のために効果的なのは水洗いです。
実は、ダニの死骸やフンは水溶性です。
つまり、水洗いで洗い流すことができるということなのです。
すなわち布団のダニ対策のためには、布団自体を洗濯してしまうということがとても手っ取り早いのです。
布団に溜まる人間のフケやアカもダニの好物となりますが、布団を洗ってしまえば、これらもキレイにできるのでダニの繁殖も抑制できます。

一番理想的なのは、約一週間に一度の洗濯です。
これは、卵の状態からダニが幼虫に孵化するまでの期間がおおよそこのぐらいの期間がかかるからです。
お布団に関しては、なかなか一週間に一度というのは難しいかもしれませんので、布団干しと併用すると良いでしょう。

ただ、布団を洗えないタイプのものにしてしまうのはNG。
アレルゲン除去を考えるのであれば、布団は洗えるものを選びましょう。
そしてシーツやタオルケット、毛布などはできる限り一週間に一度の洗濯を心がけましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.05.08更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
気候的にも穏やかな季節となってまいりました。
花粉症の患者様も症状も次第に落ち着いてきているようです。

さて、布団の中というのは、ダニが繁殖しやすいのですというお話は以前させていただきました。
湿度、温度ともに、ダニが好む状況が整っているからです。
ダニを撃退するためには、日ごろからの布団干しはマストともいえるでしょう。
布団に溜まる湿気を除去できるためです。

しかしここでちょっと待っていただきたいのが、布団干しの後の「布団たたき」という行為です。
昔から一般的に行われてきた布団たたきでしたが、実はこれ、ダニのフンや死骸を粉砕してしまう行為でして、逆に体内に吸い込みやすくしてしまいますし、取り除くのもこんなんな状況にしてしまうのです。

夜、使い終わった布団を天気の良い日に、こまめに干すことはとてもおすすめできますが、干し終わった際は布団をたたかないようにして、布団用の掃除機を使ってダニの死骸やフンを除去するようにいたしましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.04.28更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
先日ご紹介した老人性鼻炎。
今、日本は超高齢化社会といわれており、この症状に悩まれる患者様は多くなってきています。
総務省統計局の発表しております平成25年9月15日推計によりますと、65歳以上の高齢者人口はなんと!3186万人。
総人口の25パーセントにあたり、4人に1人は65歳以上という日本です。
つまり耳鼻科医としても、老人性鼻炎に対して真剣に対応していかなければならない状況です。

しかし、老人性鼻炎は言い換えれば「老化現象」。
難治性が高く、完治は難しいというのが現状です。
血流改善剤や漢方薬が効果を発揮するケースもありますが、ご自身やご家族が工夫されるだけでも、症状を緩和できる傾向があります。

老人性鼻炎は外の温度が低かったり、身体が冷えてしまっていると症状がひどくなる傾向があります。
そのため、冬場に外出をするときはマスクをして鼻から入り込む空気を温め保湿するだけでも症状が緩和されることが多いですし、室内は適度な温度に温めておくという対策を講じることができます。
そして身体を冷やさないようにすること。
防寒をしっかりと行うことで、鼻炎症状を予防できます。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.04.25更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
今日は慢性鼻炎の一つといいましょうか?
慢性鼻炎の原因といってもよいのでしょうか?
老人性鼻炎についてお話をさせていただきたいと思います。

といいましても、読んで字のごとくなのですが、老人性鼻炎とは一言で申しますと加齢によって鼻炎症状を引き起こすものです。
70歳以上の高齢者の方々に多い症状です。
これ!という理由はしっかりと明らかになっているわけではないのですが、細かくご説明しますと、高齢になっていくことで鼻の内部の粘膜が機能低下に陥り、それによって、鼻から通る空気中の水分が鼻孔周囲に溜まってしまい、鼻水が止まらないという症状になると考えられています。

私が問題と考えているのは、この症状を「風邪」と勘違いして市販の風邪薬などをずっと服用してしまっているご高齢の方が多いということです。
もちろん風邪ではありませんから、風邪薬を飲んだところで治りませんし、逆に変な副作用を引き起こしてしまうリスクを生んでしまう可能性さえあります。
もしご家族に、長期的な鼻水でお悩みのご高齢者様がいらっしゃいましたら一度、り耳鼻咽喉科へご相談ください。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.04.22更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
鼻炎の症状を緩和するには、ハウスダストを自身のそばからできる限り排除することが重要になってきます。
こまめな掃除はもちろんなのですが、それでも取りきれないのがハウスダストの厄介なところ。
そこでおすすめしたいのが、空気清浄機をお使いになることです。
しかしただ、空気清浄機を用意すればよいというお話ではないので、ちょっと注意事項をまとめてみました。

まず、空気清浄機といってもピンキリですが、やはりそれなりの効果を期待できる、ある程度の金額の空気清浄機を選ぶことは基本です。
「気休め」的な空気清浄機を使っても、おそらくハウスダスト対策は難しいと思います。
そして、空気清浄機は空気の循環を利用して効果を発揮するものなので、できればエアコンの下の壁際に置くのがベストです。
つまり置く場所にも留意しなければなりません。

また、花粉に関しては玄関から侵入するものなので、玄関に空気清浄機を設置するというのはおすすめです。
玄関に空気清浄機と聞くと、なんだかおかしな感じがするかもしれませんが、花粉症でお悩みの方は、窓を全開にしたりはしないでしょうから、花粉の侵入口として大きいのは玄関やベランダへの出入り口などになります。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.04.21更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
ダニが自分の家の中にいるなんて、考えるだけで嫌だとお感じになる気持ちは分かりますが、前にもこちらのブログでお話をしたとおり、ダニが一匹も存在しない家などございません。

ですが、ダニやダニの死骸、フンなどはアレルゲンとなりやすいので、できる限りご自身の周囲に存在しないに越したことはございません。
ダニを撲滅!というのは難しいのですが、できる限り排除していきましょうというのが耳鼻科医として、推奨したい行為です。

さて、ダニのことなんて考えたくないとお感じになられているであろうこんなタイミングでお話するのは酷かもしれませんが、実はダニは布団の中が大好きなのです。
鳥肌が立ちそうですね。
布団には、ダニが大好物の汗やアカが多いのです。
そして人が寝ていることで、あたたかい環境がつくられているので、ダニも気持ちよく生息できるということなのです。
そしてさらに、その布団を干さずに押し入れの中にしまってしまうとどうなるかと申しますと、汗を吸った布団によって押し入れ内が湿気っぽくなり、ダニがどんどん繁殖してしまうのです。

投稿者: り耳鼻咽喉科

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