2017.01.27更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
本日も先日に引き続き、嗅覚障害の原因について触れていきたいと思います。
この間のブログで書かせていただきましたが、嗅覚障害の原因の多くは副鼻腔炎か風邪の後遺症です。

しかし最近よく見かける原因としてそれ以外に、加齢が原因の嗅覚障害があります。
いろいろ調べてみても原因が特定できないという状況で、患者様がご高齢の場合、加齢が原因と判断されることが多いです。
日本は高齢化が進んでおりますので、いまこの加齢が原因となる嗅覚障害が増えているのだと考えられます。

また原因不明の場合、アルツハイマー病やパーキンソン病の初期症状というケースもありますので、慎重に経過観察を行う必要が出てきます。
それ以外にも、頭部外傷の後遺症や脳腫瘍など、なかなか難しい理由で嗅覚障害が起こっている可能性も考えられます。

このように、嗅覚障害の原因はいろいろあります。
専門的な知識をもって、嗅覚障害の原因を特定しなければなりません。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.01.23更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
寒い日が続きますね。
皆様、体調管理が難しい時期ですが、頑張って健康な毎日をお送りください。

先日嗅覚障害について、お話をさせていただきました。
今日は、この嗅覚障害の原因についてお話をさせていただきます。

一番多いのが副鼻腔炎です。
この場合、副鼻腔炎の治療を進めていくことで、それが同時に嗅覚障害の治療となりまして、副鼻腔炎が良くなることで、嗅覚の機能が戻ってくるという経過を辿ります。
副鼻腔の状況を確認して、治療を進めていきます。
CTやMRIを使った画像診断を行うケースもあります。
慢性副鼻腔炎と好酸球性 副鼻腔炎では治療法が違いますので、り耳鼻咽喉科で地道な治療を進めていきましょう。

次に多い原因が、風邪の後遺症です。
風邪をひいて鼻詰まりが起こると、当然ニオイを感じ辛くなります。
しかし風邪が治ったのに、ニオイを感じられない感じ辛いという状況です。
この場合、治療は当帰芍薬散という漢方薬が有効となっておりますので、投薬治療を行ってまいります。
早期治療の方が効果があるとされていますので、おかしい!と感じたらすぐに、り耳鼻咽喉科で治療を行っていきましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.01.16更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
皆様は嗅覚障害というものをご存知でしょうか?
名前の通りなのですが、ニオイが分からなくなってしまう症状です。

世の中には、いろいろなにおいが存在します。
例えば目が不自由だとしてもニオイが分かると、今日の食事のメニューがわかったりします。
季節を感じることもできます。
視覚、聴覚など人にはいろいろな機能が存在しますが、嗅覚もとても大切な機能であり、普段はなかなか感じないかもしれませんがニオイ感じられなくなりということは、とても不自由です。

嗅覚障害になりますと、多くの患者様が食事が美味しくなくて困るとおっしゃいます。
味が分かれば問題ないのでは?と日常生活をしていると思いがちですが、ニオイを感じなくなると実は「味わう」ということが満足にできなくなるのです。

嗅覚障害は多くの場合は完治可能です。
しかし、完治まで長期間かかるケースが大半です。
根気よく、専門医の元で治療をしていくことが重要になってきます。
ニオイを感じなくなってしまったお感じになられたら、早期治療が重要なので少しでも早く、り耳鼻咽喉科をご受診なさってください。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.01.10更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
よく、ご両親から質問されることの一つとして、出席停止基準があります。
今日はこれについて、ご説明していきたいと思います。
といっても、一気にお話しても分かりづらいと思いますので、まずは今時期に多い疾患からご説明してまいりましょう。

冬の時期となると、インフルエンザを思い浮かべる方が多いと思います。
インフルエンザですが、発熱から5日経過して熱が下がって2日、幼児に関しては3日経過するまでが出席停止となります。
日数を計算する時は、発症した日(発熱か始まった日)は含みません。
翌日を第1日と数えることになります。

ご両親ともに働いている方にとっては、とても長い期間となると思います。
でも、規則は規則!お子様のことを大切に思うのであればなおさら、しっかりと治して通学・通園できるようにしましょう。

あと、この時期に多いのが溶連菌感染症でしょう。
抗菌薬内服後24時間以上経過して熱が下がり、食事が食べられるようになるまで休んでいただければと思います。
溶連菌に関しては、検査をしないと風邪と判別が難しいケースがあります。
体調不良の場合は、とにかく専門の医師に相談をされることをおすすめします。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.01.04更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
あけましておめでとうございます。

2014年に、り耳鼻咽喉科を開院いたしました。
数年が経過し、多くの患者様からご支持をいただけるまでに成長してまいりました。
一年一年が地道な進歩。
どのような仕事でもそうだと思います。
今後も地元密着型の耳鼻咽喉科として、多くの患者様のために精進してまいる所存です。
なにとぞ、よろしくお願いいたします。

と、ちょっと仰々しいぐらいの新年のご挨拶をさせていただきましたが、実際の耳鼻咽喉科としてはこの時期、風邪やインフルエンザのピークの季節です。
新年早々、多くの体調不良の患者様で混みあっております。
こちらのブログでも何度もお話をさせていただいておりますが、病気は予防が第一!
帰宅後すぐの手洗いと丁寧なウガイは重要。
出かける際もマスクを着用し、水分補給と定期的な手洗いとウガイを心がけましょう。

「ちょっと風邪を」とよく患者様はおっしゃいますが、そのちょっとしたことはこじらせると大事になりかねません。
時と場合によっては、命に関わる事態も考えられます。
軽視せず、予防と治療に重点をおいていきましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

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