2017.01.27更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
本日も先日に引き続き、嗅覚障害の原因について触れていきたいと思います。
この間のブログで書かせていただきましたが、嗅覚障害の原因の多くは副鼻腔炎か風邪の後遺症です。

しかし最近よく見かける原因としてそれ以外に、加齢が原因の嗅覚障害があります。
いろいろ調べてみても原因が特定できないという状況で、患者様がご高齢の場合、加齢が原因と判断されることが多いです。
日本は高齢化が進んでおりますので、いまこの加齢が原因となる嗅覚障害が増えているのだと考えられます。

また原因不明の場合、アルツハイマー病やパーキンソン病の初期症状というケースもありますので、慎重に経過観察を行う必要が出てきます。
それ以外にも、頭部外傷の後遺症や脳腫瘍など、なかなか難しい理由で嗅覚障害が起こっている可能性も考えられます。

このように、嗅覚障害の原因はいろいろあります。
専門的な知識をもって、嗅覚障害の原因を特定しなければなりません。

投稿者: り耳鼻咽喉科

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