その他の病気
その他の病気

耳鼻咽喉科が診ることのできる病気は意外と多いもの。
高い専門性で原因を突き止めます。

胃食道逆流症

症状

胸やけ、苦い液(胃酸)がのどまでせり上がる、ゲップが多い、胃の張り、胃もたれ、薬の効かないのどの痛み、薬の効かない咳、のどのつまり。
また、声枯れ、胸の痛み、胸の灼熱感、たんなどの症状が現れることも。

治療

薬物療法(PPI、消化管運動促進剤)、生活改善。

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生活改善チェック項目

  • 過食、脂肪分の多い食事をしない。
  • 寝る3時間前には食事をしない。
  • 食べてすぐに横にならない。
  • 飲酒、喫煙は控える。
  • 腹を圧迫しない(ベルトなど)。
  • 前かがみの姿勢を長くとらない。
  • 便秘、肥満の解消。
  • 布団の下に座布団を入れ、上半身が5~10cm高くなるようにして眠る。

いびき、睡眠時無呼吸症候群

いびきも睡眠時無呼吸症候群も、多くは肥満を原因とした気道の狭小です。鼻疾患、扁桃肥大、咽頭狭小、下あごの小ささが原因となることもあります。
周囲の方の指摘で初めていびきや睡眠時の無呼吸を自覚される方がたくさんいらっしゃいます。

症状

睡眠時の頻繁な体動、夜間の頻尿、不眠、中途覚醒、起床時の頭痛、熟睡できない。

治療

太っている方は、生活習慣を見直し、栄養・運動・睡眠をきちんと確保した上でのダイエット。CPAP治療(鼻に装着するマスクから空気を入れ、気道に圧力をかけて無呼吸を改善。

危険性

高血圧、心筋梗塞、脳卒中のリスク増大。注意力の欠如、居眠り。

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子どものいびき、睡眠時無呼吸症候群

意外と思われるかもしれませんが、子どもでも、いびきをかいたり、睡眠時無呼吸症候群にかかることがあります。
身体と心の成長にも影響します。症状にお気づきになったときには、すぐに受診させてあげてください。
子どもの場合、ほとんどがアデノイド扁桃肥大を原因としているといわれています。

症状

陥没呼吸、頻繁な寝返り、おねしょ、落ち着きがない、攻撃行動、感情の起伏が激しくなる。
※「陥没呼吸」とは、空気を吸うときにのどの付け根や胸がへこむ呼吸。

治療

CPAP治療、アデノイド切除と扁桃摘出術。

危険性

発育にかかわる。呼吸困難になると危険。注意力の欠如、居眠り。

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ドライマウス

唾液量が減り、口の中が乾いた状態になります。

症状

口・のどの乾き、ねばつき、ビスケットやパンなどを飲み込みにくい、夜中にのどの乾きで目が覚める。

治療

薬物療法、生活習慣の改善。
(1)唾液量を増やす:シュガーレスガム、梅干し、酢のものの摂取、唾液腺マッサージ
(2)口腔ケア:歯磨き、うがい
(3)保湿:こまめな水分補給、加湿器の活用、睡眠時のマスク着用

危険性

むし歯、歯周病、口腔カンジダ、舌の痛み・ひび割れ、味覚障害、口内炎、口角炎、食事のしにくさ、喋りにくさを引き起こす。誤嚥性肺炎のリスク増。

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