2016.12.05更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
12月に入り、体調を崩されてり耳鼻咽喉科を来院される患者様が先月よりも更に増えております。
風邪は早めに治療をした方が治りが早いです。
あれ?喉が痛い!と思ったらすぐに、ご受診ください。

実は先月のブログでお話ししようと思って、すっかり忘れていたことを思い出しまして、今日は急いでブログを書いております。
この時期、花粉症の話をすると、症状に悩まされている人が比較的少ない時期なので時季外れな印象だと思いますが、10月に日本気象協会から来年、つまり2017年の春の花粉飛散予測がでました。

そしてその内容がちょっと恐ろしい内容でしたので、早いうちにお伝えしなければ!と思って書かせていただいております。
なんと2017年春の近畿地方はかなり花粉量が多く、今年と比較すると360パーセント以上と出ています。

これは花粉症の方にとって、とても怖い情報ですよね。
り耳鼻咽喉科としても、あと数か月後の花粉シーズンに向けて、今から気を引き締めなければいけません。
前にもお話をしておりますが、花粉症の治療は早めにスタートするのがポイント。
2月に入ったら治療をはじめていきましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2016.11.30更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
前回までのブログで、お話をしてまいりました甲状腺機能亢進症になる一つの原因として、バセドウ病があります。
バセドウ病の患者様は世界的に多いこともあるので、バセドウ病について本日はお話ししたいと思います。

バセドウ病とは、20~30歳代の比較的若い女性に多い病気となっています。
日本国内だけでも数万人の患者数と言われており、割合としては100人に1人というほど一般的な病気です。

気になるバセドウ病の原因ですが、血液中にTSHレセプター抗体というものができてしまうこととなっているのですが、このTSHレセプター抗体がなぜできてしまうのか?ということは解明されておらず、予防は難しい病気となっています。
一般的に言われているのは、甲状腺系の病気は家族の中で同様の病気になっている人が多いという特徴があるために、遺伝的な要素が強いのではないかとされています。

症状はいろいろなのですが、動悸や息切れ、多汗や極度の暑がり、精神的な不安定さ、疲れやすい、月経の乱れなどがみられます。
治療に関しては甲状腺機能亢進症のご説明のときと同様、抗甲状腺薬治療、手術、放射性ヨード剤による治療(アイソトープ治療)を行っていきます。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2016.11.29更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
先日のブログでは、甲状腺機能亢進症という病気についてと、その症状についてお話をさせていただきました。
本日はこの病気の検査方法と治療法について、触れていきたいと思います。

甲状腺機能亢進症とは甲状腺の機能に異常が起こり、甲状腺ホルモンの量が調整できなくなってしまう状況から起こる病気なので、血液検査を行いまして甲状腺ホルモンと甲状腺刺激ホルモンの測定をして、診断いたします。

診断の結果、甲状腺機能亢進症であるとされた場合、すぐに治療をはじめます。
治療は基本的には投薬による治療で、抗甲状腺剤を服用することになりますが、状況に応じで、手術や放射性ヨード剤による治療(アイソトープ治療)を行うケースもあります。

最後になりますが、よく甲状腺機能亢進症=バセドウ病と思われております。
甲状腺機能亢進症という病名は知らないけど、バセドウ病は効いたことがあるという方も多いことでしょう。
それゆえに、「甲状腺機能亢進症ってバセドウ病のことなのね」となりがちですが、これは間違いです。
甲状腺機能亢進症は甲状腺ホルモン量が調整できなくなり、過剰に分泌される病気なので、バセドウ病以外にも無痛性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎、機能性甲状腺腫なども甲状腺機能亢進症の原因となります。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2016.11.28更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
今日は、甲状腺機能亢進症という病気についてと、その症状についてお話をさせていただきます。

甲状腺機能亢進症とは甲状腺の機能に異常が起こり、甲状腺ホルモンの量が調整できなくなってしまい、通常よりも多く分泌されてしまうことによって、代謝が異常にアップしてしまう病気です。

代謝がアップするというと、ダイエットなどを連想して「良いことなのでは?」とお感じになる方も多いのではないかと思いますが、代謝はほどほどにアップする分には問題ないないとしても異常にアップしてしまうと、動悸や息切れを一日中感じるようになってしまったり、食欲が異常にアップするのに体重がみるみるうちに落ちてしまったり、汗が大量に出たり、疲れやすくイライラしてしまったりという状況になりますので、日常生活を健康的に円滑に送ることができなくなっていきます。

上記のような状況は、生活をしていれば誰しもある状態です。
でもそれが、あまりにも日々のことであったり異様な状況であれば、甲状腺機能亢進症を疑ってみる必要性が高いということになります。

り耳鼻咽喉科の院長である私は、甲状腺の病気の専門医です。
しっかりと診察検査をさせていただきますので、気になる症状がございましたらお気軽にご相談ください。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2016.11.14更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
さすがに11月になりますと、気温がぐっと下がってきますね。
り耳鼻咽喉科にも、気温が下がって体調を崩されてご来院という患者様が増えてまいりました。
特に、のどの痛みを訴えていらっしゃる患者様が多いです。

風邪の予防には、ウガイ手洗いが基本です。
もちろん一年中、ウガイ手洗いを行っていただくべきですが、秋冬は特に念入りに!
そして人が多いところにお出かけになるときなどは、マスクをしていくことをおすすめします。

風邪となると「すぐ治る」「風邪ぐらいで休めない」と、安易に考えたり無理をしたりしがちですが、こじらせたり合併症を併発してしまうと大事になります。
特に体力が弱っている方やご高齢の方、乳児などは要注意です。
風邪も病気!体調不良には変わりありません。
しっかりり耳鼻咽喉科で診察を受けて、治療を行ってまいりましょう。
そしてご自宅では安静にして、決して無理をしないことが大事です。

り耳鼻咽喉科はお仕事が忙しい方でも、風邪のときご来院いただけるように19時半まで診療しております。
土曜日も午前診療を行っておりますので、風邪をひいてしまったら自己治療ではなく、ご来院いただきしっかりと治していきましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2016.11.07更新

皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
11月に入りましてそろそろ例年、インフルエンザが流行しはじめる時期です。
まだインフルエンザの予防接種が終わっていないという方は、11月上旬に接種されることをおすすめいたします。

特に二回接種年齢のお子様は、できればお急ぎいただいた方がよろしいかと思います。
二回目の予防接種まで時間をあけなければなりませんので、遅くなればなるほど、インフルエンザにかかってしまうリスクが高まってしまいます。

また乳幼児やご高齢の方に関しては、インフルエンザから合併症を起こして脳炎や肺炎になって命にかかわる危機的な状況に陥ってしまうこともあります。
そのような事態に陥らないためには、インフルエンザに感染しないことが重要です。
そして、インフルエンザを予防するためには予防接種が第一です。
きちんと予防接種を受けましょう。

り耳鼻咽喉科では、インフルエンザの予防接種は予約制をとらせていただいております。
お電話で受け付けさせていただいておりますので、06-6167-3387までご連絡ください。
お待ちしております。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2016.10.31更新

皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
運転を伴うお仕事をしていると、「運転をしない」という選択肢はないので、眠気に襲われても無理に運転を続けてしまう傾向があると思います。
でも誰でもお分かりいただけると思いますが、これはとても危険な行為。
睡眠時無呼吸症候群が原因となっているのであれば、眠気に襲われるという症状は日々しょっちゅう起こるはずなので、なおさら危険です。

実際に睡眠時無呼吸症候群なのにもかかわらず、それが分かっていなかったもしくは分かっていたとしても無理をして・・・という状態で大きな事故は多発しています。
最近ですと関越自動車道で起こってしまった高速ツアーバス事故は、多くの方が記憶に新しいものではないかと思います。
乗客のうち七名がお亡くなりになり、三十八名が重軽傷という悲惨な事故でした。
この事故も、運転手の睡眠時無呼吸症候群症状が確認されています。

このようなことが二度と起こらないようにするためには、睡眠時無呼吸症候群であることに自身で気が付くこと。
そしてすぐに医療機関に相談し、治療をはじめることです。

り耳鼻咽喉科にも、お仕事ドライバーの方が睡眠時無呼吸症候群のチェックによくご来院されます。
プロ意識そして安全意識が高い方なのだなと、私も尊敬いたします。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2016.10.28更新

皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
10月も半ばを過ぎ、秋らしくなってまいりました。

さて先日、睡眠時無呼吸症候群が原因の運転中の事故について、お話をさせて頂きました。
実際、睡眠時無呼吸症候群である人とそうでない人、どのぐらい居眠りによる事故数が異なるのでしょうか?

ある調査によると、運転中に起こる眠気の経験数に関しては、睡眠時無呼吸症候群患者の方が、そうでない人と比べて約4倍も多いそうです。
そして実際の居眠り運転経験数に関しては、約5倍も多くなっています。

運転中眠気に襲われたり、居眠り運転をしてしまうというのは、自分そして人の命までも奪ってしまう危険性がある事態です。
頻繁に眠気に襲われるようなことがあるという方は、まずは運転を控えること。
そして睡眠時無呼吸症候群なのではないかと疑い、以前こちらのブログでご紹介しているセルフチェックを行って、早めに医療機関にご相談いただくことを強くおすすめします。

り耳鼻咽喉科では、睡眠時無呼吸症候群の診断および治療を行っております。
「もしかして」と思われている方はぜひ、早めの診察を!
事故を起こしてからでは遅いのです。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2016.10.24更新

よくメディアでも取り上げられますが、睡眠時無呼吸症候群が原因となり、運転中の事故につながるといったケースが後を絶ちません。
自動車もさることながら、電車・船・飛行機の運転における事故や未遂事故も数多く起こっています。

いろいろな過去の事故や未遂事故を見直してみると分かることがあるのですが、当事者自身が睡眠時無呼吸症候群であることを理解していなかったケースと、理解していたが強い自覚症状と危機感がなく、「大丈夫だ」と自己判断してしまっていたケースの二通りがあります。

医師としてお話をさせて頂くのであれば、このどちらも大変危険なことで、避けなければならない事態です。
またどんな乗り物であっても、事故は人の命に直結するものなので、当事者自身が睡眠時無呼吸症候群であることを理解していて起こってしまった事故は、その罪も重いと感じます。

睡眠時無呼吸症候群であると分かっているのであれば、運転は控えるようにしましょう。
そしてしっかりと治療を行っていく必要があります。
また、睡眠時無呼吸症候群であると理解しておらず運転をしてしまうことも、危険なことであるには変わりありません。
慢性的な睡眠不足が気になるという方は、睡眠時無呼吸症候群を疑って早めにり耳鼻咽喉科を受診していただくことで、事故を未然に防ぎましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2016.10.20更新

皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
さて、多くの方が悩んでいるいびき。
でもそのいびきが、横向き寝にするととまるという方も多いかと思います。

・横向き寝を上手く利用して、なるべく横向きで寝ようと心がけている
・癖になっていつも横向きで寝ている
・他人との旅行や出張の際、いびきをかかないよう横向きで寝ようと頑張りすぎて睡眠が浅い

このようなことに対して、思い当たるフシがある方も少なくはないでしょう。
いびきは、「たかがいびきでしょ」と軽視できるものではありません。
もちろん、「横向きで寝れば解決!」というものでもありません。

なぜ横向きになるといびきが出ないのかというと、仰向けで寝ると気道がせまくなりますが、横向きで寝ると気道がせまくならないというだけの話。
実際は、いびきをかく状況であるのは間違いありませんし、横向きになって治ったというものでもありません。
寝ている間に無意識に仰向け寝になってしまえば、いびきはもちろん、舌根が上気道に落ち込みやすくなりひどいと無呼吸状態に陥ります。
いびきを横向き寝でごまかさず、きちんと原因究明していきましょう。

り耳鼻咽喉科では、いびきの治療を行っております。
悩んでいるぐらいでしたら早めに受診していただき、ご相談していただければと思います。

投稿者: り耳鼻咽喉科

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