甲状腺・リンパ
甲状腺・リンパ

「さわれる」甲状腺は要注意。
腫れ・肥大のサインです。
「くびの腫れ」は耳鼻咽喉科が専門です。

甲状腺の病気

甲状腺は、のど仏の下にある蝶々のような形をした分泌器官です。普通、のどをさわってもその形を感じることはできないものですので、さわると形がわかる・腫れている、という場合は一度受診されることをお勧めします。

症状

甲状腺の腫れ。

治療

※超音波エコー検査、血液検査の結果により治療が決まります。
(1)良性腫瘍
→基本的に経過観察。大きさや検査所見によっては手術
(2)悪性腫瘍(がん)
→手術。甲状腺がんは予後良好であることが多い
(3)診断困難
→半年に一度超音波エコー検査をしながらの経過観察。大きさや検査所見によっては手術

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くびのリンパ節の腫れ

免疫力を保つために体中を巡っている「リンパ液」が通る管のリンパ管と呼び、リンパ節とはリンパ管のところどころにあるろ過装置のようなものです。
耳の前後、首筋からあごにかけてはリンパ節が多く存在してします。このリンパ管が病的に腫れた(1~2cm)場合は、早期に受診してください。

症状

リンパ節の腫れ・痛み(痛みが全くない場合もあります)、腫れの数が増える、腫れが硬くなる、発熱。

治療

※超音波エコー検査、血液検査、(場合によっては細胞診)によって治療が決まります。
(1)炎症
→炎症の原因(風邪、むし歯、扁桃炎、咽頭炎、結核性リンパ節炎など)を特定し、適切な治療
(2)悪性リンパ腫(血液のがん)
→抗がん剤を使用する「化学療法」と「放射線療法」。手術することは稀
(3)(口腔がん、喉頭がん、咽頭がん、甲状腺がんなどから)リンパ節に転移したがん
→化学療法、放射線療法、手術

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