2016.12.22更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
今日は、鼻前庭湿疹という症状についてお話をさせていただきます。
鼻前庭湿疹は別名、乾燥性前鼻炎ともいいます。
鼻の入り口の鼻毛が生えている部分が荒れてしまって、炎症を起こしたりかさぶたのようなものができたりする症状です。
大人の方にもみられる症状ですが、大人より子どもに多く見受けられます。

原因としては、鼻をいじる癖や、鼻毛を頻繁に抜く行為などが考えられます。
またアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などで、頻繁に鼻をかむというのも原因に繋がることがあります。

時期としては通年ある症状ですが、乾燥しやすい冬の時期は、患者様が増える傾向にあります。
加湿を心がけ、なるべく鼻をいじらないようにすることで、予防はできます。
もし鼻前庭湿疹になってしまったときも同様で、なるべく患部をいじらず加湿を心がけましょう。

治療に関しては、ステロイドや抗生物質の入った軟膏を処方します。
それを塗って様子をみていきます。
鼻前庭湿疹になってしまい、お困りの方はり耳鼻咽喉科へご相談ください。

投稿者: り耳鼻咽喉科

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