2016.09.29更新

皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
先日のブログで、睡眠時無呼吸症候群の患者様には傾向があるとお話しし、太っている方に多いとお伝えしました。
本日はそれ以外の傾向をお話していきたいと思います。

まず愛煙家の方にも睡眠時無呼吸症候群の方は多いです。
特に、ヘビースモーカーの方は睡眠時無呼吸症候群になりやすい傾向にあります。
これはなぜかというと、睡眠時無呼吸症候群は首回りの気道が大きく関係しているからです。
タバコを吸う方の場合、この気道に炎症を起こすなど、気道を狭めてしまうトラブルを引き起こしやすく、それが睡眠時無呼吸症候群を引き起こしやすくなるのです。

また、お酒を飲まれる方、それも寝る直前まで大量に飲まれる方は特に、睡眠時無呼吸症候群になりやすい傾向にあります。
これはお酒のアルコールによって筋弛緩作用というものが起こり、喉や首回りの筋肉が緩んでしまい気道が狭くなってしまうためです。

睡眠時無呼吸症候群の予防を考えるのであれば、禁酒禁煙がベストです。
禁酒禁煙が難しいという方は、その量を減らしたり、お酒を寝る前には飲まないようにするなど、少しの工夫と我慢をすることが重要であると思います。

お酒やタバコは控えめに!
睡眠時無呼吸症候群を予防して健康的な日々を送りましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2016.09.26更新

皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
少し涼しくなってきたようにも感じる今日この頃です。

さて、睡眠時無呼吸症候群の患者様には傾向があります。
その傾向は多岐に渡るのですが、そのなかでも一番多いのが肥満です。
睡眠時無呼吸症候群の患者様の割合を見ても、太り気味の方が圧倒的に多いです。

すなわち、睡眠時無呼吸症候群を予防したいと考えるなら、まずは肥満予防です。
食生活を見直し、定期的な運動を心がけ、適正体重をキープしましょう。
すでに太ってしまっているという方は、ダイエットが必須です。
睡眠時無呼吸症候群は確かに治療できますが、その治療の中にもダイエットは含まれます。

睡眠時無呼吸症候群は、なってしまうと生活に大きな支障をもたらしますし、なによりもご本人がかなり辛いはずです。
睡眠時無呼吸症候群になってしまってからダイエットするよりは、予防としてダイエットをはじめる方が理想的だというのは、一目瞭然かと思います。

もちろん無理なダイエットをする必要はありません。
過度なダイエットは逆に、体調を悪くしてしまいます。
無理のない継続的なダイエットを心がけましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2016.09.16更新

皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
睡眠時無呼吸症候群かどうかということは、診察と検査で判断します。

まずは問診です。
先日のブログで書かせていただきました、セルフチェックのいずれかに該当するかどうかや、ご家族がいらっしゃる場合、あなたが寝ているときの様子のご家族の報告なども大変役立ちます。
また既往症や、自分で感じる自覚症状などもお話しください。

その問診の結果で睡眠時無呼吸症候群が疑わしい場合、睡眠検査を行います。
これで、睡眠時無呼吸症候群であることが分かるだけでなく、その度合いも分かります。

睡眠時無呼吸症候群は、軽症・中等症・重症と度合いを分類しており、その分類にも基準があります。
一時間睡眠する間の無呼吸・低呼吸の回数を計測します。
これを無呼吸低呼吸指数といいまして、この指数を元に分類します。
もちろん回数が多い=指数が高い方が重症です。

重度もしくは重度に近い場合は、迅速な治療が求められます。
睡眠時無呼吸症候群は治療で治る病気です。
り耳鼻咽喉科で、しっかりと治して健康的な毎日を過ごしましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2016.09.13更新

皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
先日、睡眠時無呼吸症候群について、このブログでちょっとだけお話をさせていただきましたところ、気になっている患者様が多いようで「自分も睡眠時無呼吸症候群なのではないか?」というご相談をたくさんいただくようになりました。
気にされている方多いのですね。

そこで、私が独自に考えたものではあるのですが、セルフチェック項目を考えてみました。

【睡眠時無呼吸症候群のセルフチェック】

① 家族に「寝ている間に呼吸が止まっているように感じる」といわれたことがある
② 太っている
③ 毎日寝不足感がある・日々日中眠い
④ 寝るときにいびきを毎日かく
⑤ 毎日寝起きなのに疲労感がある

どれもあてはまらないという方は、ひとまずは安心していただいて良いと思います。
このうち二つ以上あてはまる方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性もしくは予備軍である可能性が高いです。
もちろん、あてはまるものが一つだけでも要注意です。
り耳鼻咽喉科で、検査をして睡眠時無呼吸症候群かどうかを確認しましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2016.09.07更新

皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
9月に入り、午前中の時間帯のお子様の診察が減りました。
子ども好きな私としては、ちょっと寂しいような気がしてしまっています。

まだプールの授業もあると思われます。
プールの授業がある間は、いろいろな耳鼻のトラブルが生じやすくなります。
なにか異変に気が付いたときは、早めにり耳鼻咽喉科へお子様をお連れください。

さて、睡眠時無呼吸症候群という名前は皆様ご存知かと思います。
簡単にどのような症状なのかということも、メディアなどでよく取り上げられているので、理解されている方が多いでしょう。
今日は睡眠時無呼吸症候群について、もう少し詳しい情報をお伝えできればと思います。

睡眠時無呼吸症候群は英語では、Sleep Apnea Syndromeといいます。
そこからSASと呼ぶこともあります。
寝ている間に、無意識のうちに呼吸が止まってしまうという症状です。

医学的にはもっと細かく基準が決まっていて、10秒以上の気流停止が無呼吸とし、無呼吸であるとなっていて、寝ている間にその無呼吸状態が30回以上、もしくは一時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
寝ている間と表記しましたが、この時間も決まっていて七時間睡眠となっています。

投稿者: り耳鼻咽喉科

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