2017.05.31更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
先日のブログで、耳管開放症という病気のご紹介とその症状についてお話をさせていただきました。
実は、この病気は誰でもなるというものではなく、どちらかといいますと特徴的な原因があることが多いので、今回は耳菅開放症を発症する原因についてお話をさせていただきます。

一番多い原因としては体重の減少です。
ダイエットなどで急激に体重が落ちたときなどに、耳管開放症を発症するケースが多いです。
また高齢者の場合は、心臓病や糖尿病などの病気が原因で体重が減少したときに発症することがあります。
またそれ以外にも、心臓の疾患やガンの治療から併発するケースも多いです。

それ以外の原因としてよく見受けられるのが、現代人の多くが抱えるストレスや疲れ、睡眠不足などです。
あと女性で多いのがピルなどを服用している際に耳管開放症を発症することがあります。

原因が比較的分かりやすいので、思い当たるフシと症状がある場合は、耳管開放症を発症したのでは?と疑い、当院を早めにご受診いただければと思います。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.05.26更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
本日は耳管開放症という病気について、お話をさせていただきたいと思います。
耳管開放症の患者様は、最近増えております。
もともと高齢者に多くみられる症状ということで、高齢化社会において耳管開放症の患者様が増加するのは当然といえば当然なのですが、そこにきて近年、若い世代の女性にも増えてきています。
医者としては比較的よく目にする病気なのですが、一般的には認知度が低い病気なので、この機会にぜひ「このような病気があるんだ」と認識していただければと思っております。

全体的に見て、耳管開放症は男性よりも女性に羅漢者が多いという特徴があります。
この病気は、通常は塞がっている耳管が、解放されたままの状態になってしまう病気です。
耳がつまったように感じたり、ご自身の声が大きく聞こえるなどの症状が出てきます。
人によっては難聴の症状やめまいを引き起こすケースもあります。
特徴としては、頭を下げた状態を2分ほどキープしたり、入浴をするとそれらの症状が一時的に治まるということが多いということです。
すなわち、このような症状や状態が患者様の方で確認できた場合、耳管開放症の可能性が高いということになりますので、すぐにり耳鼻咽喉科をご受診いただきたいと思います。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.05.22更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
布団のダニ対策を考える上で、日ごろのこまめな布団干しや、布団、シーツなどの洗濯は重要ですと先日のブログでお話をしていますが、そもそも布団に寄生してしまうダニを、私たちが吸い込まないように工夫すれば、そこまで神経質に、布団を干したり洗ったりしなくて済むということに繋がります。

とくにダニの死骸やフンは、水溶性なので・・・と洗濯をおすすめこそしましたが大物の洗濯は家事労働の中で、かなりのウエイトを占めてしまいますので、家事の負担という部分で捉えると考えものだ!というご意見も少なくはないでしょう。
実際、「共働きでそんな余裕ない」「布団を干して出かけられない」など、さまざまな弊害や問題が生じる家事労働であるというのも事実だと思います。

おまけに最近都心部で流行っているタワーマンションなどでは、ベランダに布団自体を干すことができないというところも少なくありません。
さらにはダニ対策はできても、外に布団を干すことで花粉がついてしまうというお悩みの方もいると思います。

そこで活用していただきたいのが、布団やシーツなどのカバーを、高密度の防ダニのものをチョイスして使う方法です。
ダニの死骸やフンの空気中への放出を抑制できますから、ご自身からアレルゲンを遠ざけることができます。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.05.15更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
先日のブログで、布団のダニ対策のためには布団干しが有効的であり、その後の布団たたきはせずに、布団用の掃除機を使ってダニの死骸やフンを除去するようにいたしましょうというお話をさせていただきました。

布団を干すという行為もとても重要なのですが、それ以上にダニ撃退のために効果的なのは水洗いです。
実は、ダニの死骸やフンは水溶性です。
つまり、水洗いで洗い流すことができるということなのです。
すなわち布団のダニ対策のためには、布団自体を洗濯してしまうということがとても手っ取り早いのです。
布団に溜まる人間のフケやアカもダニの好物となりますが、布団を洗ってしまえば、これらもキレイにできるのでダニの繁殖も抑制できます。

一番理想的なのは、約一週間に一度の洗濯です。
これは、卵の状態からダニが幼虫に孵化するまでの期間がおおよそこのぐらいの期間がかかるからです。
お布団に関しては、なかなか一週間に一度というのは難しいかもしれませんので、布団干しと併用すると良いでしょう。

ただ、布団を洗えないタイプのものにしてしまうのはNG。
アレルゲン除去を考えるのであれば、布団は洗えるものを選びましょう。
そしてシーツやタオルケット、毛布などはできる限り一週間に一度の洗濯を心がけましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.05.08更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
気候的にも穏やかな季節となってまいりました。
花粉症の患者様も症状も次第に落ち着いてきているようです。

さて、布団の中というのは、ダニが繁殖しやすいのですというお話は以前させていただきました。
湿度、温度ともに、ダニが好む状況が整っているからです。
ダニを撃退するためには、日ごろからの布団干しはマストともいえるでしょう。
布団に溜まる湿気を除去できるためです。

しかしここでちょっと待っていただきたいのが、布団干しの後の「布団たたき」という行為です。
昔から一般的に行われてきた布団たたきでしたが、実はこれ、ダニのフンや死骸を粉砕してしまう行為でして、逆に体内に吸い込みやすくしてしまいますし、取り除くのもこんなんな状況にしてしまうのです。

夜、使い終わった布団を天気の良い日に、こまめに干すことはとてもおすすめできますが、干し終わった際は布団をたたかないようにして、布団用の掃除機を使ってダニの死骸やフンを除去するようにいたしましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

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