2017.04.25更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
今日は慢性鼻炎の一つといいましょうか?
慢性鼻炎の原因といってもよいのでしょうか?
老人性鼻炎についてお話をさせていただきたいと思います。

といいましても、読んで字のごとくなのですが、老人性鼻炎とは一言で申しますと加齢によって鼻炎症状を引き起こすものです。
70歳以上の高齢者の方々に多い症状です。
これ!という理由はしっかりと明らかになっているわけではないのですが、細かくご説明しますと、高齢になっていくことで鼻の内部の粘膜が機能低下に陥り、それによって、鼻から通る空気中の水分が鼻孔周囲に溜まってしまい、鼻水が止まらないという症状になると考えられています。

私が問題と考えているのは、この症状を「風邪」と勘違いして市販の風邪薬などをずっと服用してしまっているご高齢の方が多いということです。
もちろん風邪ではありませんから、風邪薬を飲んだところで治りませんし、逆に変な副作用を引き起こしてしまうリスクを生んでしまう可能性さえあります。
もしご家族に、長期的な鼻水でお悩みのご高齢者様がいらっしゃいましたら一度、り耳鼻咽喉科へご相談ください。

投稿者: り耳鼻咽喉科

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