2017.04.28更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
先日ご紹介した老人性鼻炎。
今、日本は超高齢化社会といわれており、この症状に悩まれる患者様は多くなってきています。
総務省統計局の発表しております平成25年9月15日推計によりますと、65歳以上の高齢者人口はなんと!3186万人。
総人口の25パーセントにあたり、4人に1人は65歳以上という日本です。
つまり耳鼻科医としても、老人性鼻炎に対して真剣に対応していかなければならない状況です。

しかし、老人性鼻炎は言い換えれば「老化現象」。
難治性が高く、完治は難しいというのが現状です。
血流改善剤や漢方薬が効果を発揮するケースもありますが、ご自身やご家族が工夫されるだけでも、症状を緩和できる傾向があります。

老人性鼻炎は外の温度が低かったり、身体が冷えてしまっていると症状がひどくなる傾向があります。
そのため、冬場に外出をするときはマスクをして鼻から入り込む空気を温め保湿するだけでも症状が緩和されることが多いですし、室内は適度な温度に温めておくという対策を講じることができます。
そして身体を冷やさないようにすること。
防寒をしっかりと行うことで、鼻炎症状を予防できます。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.04.25更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
今日は慢性鼻炎の一つといいましょうか?
慢性鼻炎の原因といってもよいのでしょうか?
老人性鼻炎についてお話をさせていただきたいと思います。

といいましても、読んで字のごとくなのですが、老人性鼻炎とは一言で申しますと加齢によって鼻炎症状を引き起こすものです。
70歳以上の高齢者の方々に多い症状です。
これ!という理由はしっかりと明らかになっているわけではないのですが、細かくご説明しますと、高齢になっていくことで鼻の内部の粘膜が機能低下に陥り、それによって、鼻から通る空気中の水分が鼻孔周囲に溜まってしまい、鼻水が止まらないという症状になると考えられています。

私が問題と考えているのは、この症状を「風邪」と勘違いして市販の風邪薬などをずっと服用してしまっているご高齢の方が多いということです。
もちろん風邪ではありませんから、風邪薬を飲んだところで治りませんし、逆に変な副作用を引き起こしてしまうリスクを生んでしまう可能性さえあります。
もしご家族に、長期的な鼻水でお悩みのご高齢者様がいらっしゃいましたら一度、り耳鼻咽喉科へご相談ください。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.04.22更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
鼻炎の症状を緩和するには、ハウスダストを自身のそばからできる限り排除することが重要になってきます。
こまめな掃除はもちろんなのですが、それでも取りきれないのがハウスダストの厄介なところ。
そこでおすすめしたいのが、空気清浄機をお使いになることです。
しかしただ、空気清浄機を用意すればよいというお話ではないので、ちょっと注意事項をまとめてみました。

まず、空気清浄機といってもピンキリですが、やはりそれなりの効果を期待できる、ある程度の金額の空気清浄機を選ぶことは基本です。
「気休め」的な空気清浄機を使っても、おそらくハウスダスト対策は難しいと思います。
そして、空気清浄機は空気の循環を利用して効果を発揮するものなので、できればエアコンの下の壁際に置くのがベストです。
つまり置く場所にも留意しなければなりません。

また、花粉に関しては玄関から侵入するものなので、玄関に空気清浄機を設置するというのはおすすめです。
玄関に空気清浄機と聞くと、なんだかおかしな感じがするかもしれませんが、花粉症でお悩みの方は、窓を全開にしたりはしないでしょうから、花粉の侵入口として大きいのは玄関やベランダへの出入り口などになります。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.04.21更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
ダニが自分の家の中にいるなんて、考えるだけで嫌だとお感じになる気持ちは分かりますが、前にもこちらのブログでお話をしたとおり、ダニが一匹も存在しない家などございません。

ですが、ダニやダニの死骸、フンなどはアレルゲンとなりやすいので、できる限りご自身の周囲に存在しないに越したことはございません。
ダニを撲滅!というのは難しいのですが、できる限り排除していきましょうというのが耳鼻科医として、推奨したい行為です。

さて、ダニのことなんて考えたくないとお感じになられているであろうこんなタイミングでお話するのは酷かもしれませんが、実はダニは布団の中が大好きなのです。
鳥肌が立ちそうですね。
布団には、ダニが大好物の汗やアカが多いのです。
そして人が寝ていることで、あたたかい環境がつくられているので、ダニも気持ちよく生息できるということなのです。
そしてさらに、その布団を干さずに押し入れの中にしまってしまうとどうなるかと申しますと、汗を吸った布団によって押し入れ内が湿気っぽくなり、ダニがどんどん繁殖してしまうのです。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.04.07更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
4月になりここ数日、私の周囲でも入学式が行われている光景を目にいたしておりました。
新入学の皆様、ご入学おめでとうございます。

さて、せっかく入学した学校生活。
自分らしく部活や勉学に思いっきり取り組みたいものです。
しかしアレルギー性鼻炎になってしまい、しっかりと治療しないでいますと、毎日けだるく集中力を失ってしまいます。
授業に集中できず勉強がおろそかになってしまったり、周囲の進行度合いと比較して遅れをとってしまうケースも少なくありません。
部活動も同様です。
運動部であれ文化部であれ、どんなことに取り組むにしても集中力は重要。
鼻がズルズル、くしゃみがとまらない!というような状況では、技術を向上したり成績を伸ばすことは難しいですし、なにより楽しむことができません。

せっかくの新しい学校生活を、きちんと楽しく過ごしたいのであれば、アレルギー性鼻炎はしっかり、り耳鼻咽喉科へ通院して治療を続けていきましょう。
とくに花粉症の方は、まだまだ辛い時期が続いていると思います。
ご自身の対策も重要ですが、医師の診察と治療も大切です。

投稿者: り耳鼻咽喉科

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