2017.02.28更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
アレルギー性鼻炎の患者様のアレルゲンとして、意外と見落とされているのが「フケ・アカ」。
人間やペットから発生するフケやアカは、知らぬ間に床に落ちてハウスダストになります。
花粉や食べ物のくず、ダニの死骸などよりも小さく、スキマや溝などに入り込むと、なかなか掃除でキレイにするのも難しいものです。

これらの対策として、まず一番大切なのが「ペットを飼わないこと」です。
ペットが大好きな方にとっては本当にお辛いことで、私としてもこのように書くのは心苦しいのですが、人が住まう以上、人のフケやアカはなかなか低減できません。
しかしペットを飼わないことでそれ以上、フケやアカのハウスダストを増やさずに済みます。

今、犬や猫は長生きです。
一度、家族として迎え入れたのであれば、きちんと最後まで家族として一緒に過ごしてほしいと私は思っています。
しかし今、アレルギー性鼻炎を持っている人は多く、そのアレルゲンがフケやアカといういわゆるハウスダストであるという方は少なくありません。
ペットを飼ってしまった後ですと、それが分かったときにはどうすることもできません。
もしペットを飼うのであれば、アレルゲンのチェックをしてからにいたしましょう。

またご出産の計画がある方は、産まれてくるお子様がアレルギー性鼻炎になる可能性もあります。
その点をよく考えて、ペットを飼うか飼わないかを検討しましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

PageTop