2016.08.01更新

8月に入りました。
今年は暑くなり始めたのが早かったように感じましたが、8月もまた例年通り暑い日が続いていますね。

この時期に、お子様が高熱を出された場合、ヘルパンギーナの可能性が高いので、早めにり耳鼻咽喉科を受診なさってください。

ヘルパンギーナはエンテロウイルス群によるウイルス感染症です。
通常はお子様が発症する病気です。
よくヘルパンギーナのことを、夏風邪とおっしゃる方も多いのですが、おっしゃっている通り、夏に流行する代表的な病です。

熱が高いので親御様は心配されると思いますが、大体3日も経過すれば熱は下がります。
熱が高いときの水分補給の方を気を付けていただければと思います。
また口の中に水ぶくれのようなものができるなど、口腔内に異常が出るケースが多いので、食べ物は刺激性の低い常温のものを用意してあげてください。

特効薬もなく、自然に完治する病気ですが、合併症だけは注意が必要です。
熱が何日も続いているというときが要注意ですので、その際は急いでご相談ください。

投稿者: り耳鼻咽喉科

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