2016.07.20更新

先日、耳性帯状疱疹という病気について、お話をさせていただきました。
この病気は、初期段階での診断が難しい病気ではありますが、少しでも早く診断を受け、治療を開始する必要がある病気でもあります。

その理由は、この耳性帯状疱疹という病気は、後遺症が強いためです。
帯状疱疹自体がよくなっても、難聴やめまい、顔面神経麻痺が残ることが多いです。
難聴とめまいの方は次第に治まりますが、顔面神経麻痺の症状が完治しない患者様もいます。
そのため、なるべく一生涯の後遺症が残らないようにするためにも、医師としては最善の治療を施すことが求められます。
そしてそれが、迅速に行われることが求められるのです。

症状の出方にもよりますが、入院治療になることも多いです。
治療は点滴治療になります。
そして安静が重要です。

入院が必要な場合は、信頼のおける病院を迅速にご紹介しなければなりません。
り耳鼻咽喉科は、大阪医科大学と強い連携があります。
患者様には万が一、入院・手術という際も、安心していただける環境です。

投稿者: り耳鼻咽喉科

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