2016.05.31更新

皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
この間は、急性扁桃炎のお話を書かせていただきました。
今日から数回に分けて、慢性扁桃炎について、ご説明していきたいと思います。

今回、ご説明させていただきますのが、「習慣性扁桃炎」です。
これは、名前からは分かりづらいと思いますが、子どもが多く発症する慢性扁桃炎です。
大体3歳ぐらいに発症をはじめるお子様が多く、6歳ぐらいにピーク時を迎えます。

症状は、喉の痛みや発熱、倦怠感、唾を飲み込むときの痛みなど、急性扁桃炎と同じです。
慢性扁桃炎ではありますが、安定している時期には、これらの症状はありません。

この習慣性扁桃炎の特徴は、ほとんどの症例の場合、大人になるまでには完治するということです。
ご本人はもちろん、親御様は症状が出てしまっている期間は、大変お辛いと思います。
でも、完治するケースが大半です。
私も患者様には励ましながら、治療を行っております!
ただ稀に、大人になってから発症する方もいますので、注意が必要です。

投稿者: り耳鼻咽喉科

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