2014.07.22更新

"6月の末、タレントの松嶋尚美さんが、重度の急性蓄膿症で緊急入院されたというニュースをテレビで見ました。
彼女って確か(あまり詳しくないもので・・・すみません。)小さなお子様が二人いらっしゃる、母様だったような?
病気が何であれ入院は大変だったであろうと思い、普段見たことはなかったのですが、松嶋尚美さんのブログを拝見させていただきました。

「病名は、恥ずかしながら…急性の蓄膿(笑)目や脳にウミが回ると手術になるらしく、重症の蓄膿だった為に入院」と書かれていました。
どうも最初は自覚症状として熱しか出なくて、お子様を育てている彼女にとって、38度を超える熱が出ているのにも関わらず、高熱という認識が麻痺していたようですね。

蓄膿症は、慢性のものと急性のものに分類されます。
急性蓄膿症の場合、鼻内所見と臨床症状によって重症度を判断し、それによって、抗菌薬の服薬、鼻水の吸引、ネブライザーによるお薬の吸入を行っていきます。

重症の場合は、松嶋尚美さんのように入院となる事もあります。
また、内視鏡を使って膿を出す手術を行うこともあります。
こうなってしまうと入院期間は約1週間ですから、お母様に限らず、どんな方にとっても大事です。
鼻風邪だと思っていたのに、なかなかスッキリしないという時は、急性蓄膿症の可能性がありますので早めに、り耳鼻咽喉科を受診なさってください。"

投稿者: り耳鼻咽喉科

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