2014.07.15更新

"暑い日があるかと思えば、まだまだ肌寒い日もある梅雨明け前の7月。
この季節は、うっかり冷房をつけたままにしていますと、冷えすぎてしまったり、雨に濡れて体が冷たくなってしまったりと、風邪をひきやすい季節です。

特に保育所に通っておられるお子さんや兄弟がいてる場合は要注意です。
親御さんが、いつも以上に気を配って注意してあげる必要があります。

それでも、大きなお子様の用事につき合わせてしまったり、ちょっとバタバタ過ごしてしまいますと、気が付いた時には「小さなお子様が、風邪をひいてしまっていた」という事はよくある事。
このような時に、注意していただきたいのが急性中耳炎です。

急性中耳炎は、耳の中に水が入ることでなると思われている親御さんが多いように感じます。
しかし、本当の急性中耳炎の原因は「風邪」です。
風邪をひいて、鼻汁が出るようになります。
それを、鼻をかむ事ができない小さなお子様がすすると、耳管から中耳に鼻汁が入ってしまい、急性中耳炎となります。

もし鼻汁が続いている、または口で呼吸をしているようなことがあれば、急性中耳炎になる可能性がありますので、すぐにり耳鼻咽喉科を受診なさってください。"

投稿者: り耳鼻咽喉科

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