2017.03.30更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
もうすぐ四月、新学期です。
新入学の皆様の中で、アレルギー体質なのでは?と気になっているお子様はぜひ、入学前にり耳鼻咽喉科でチェックしていきましょう。
反応するアレルギー物質がある場合、学校へ伝えておく必要があります。

さて、アレルギー性鼻炎の患者様の皆様は、「モーニングアタック」という言葉をご存知でしょうか?

【モーニングアタックとは】

ハウスダストは、人の動きによって空気中を舞っています。
それを吸い込むことでアレルギー症状が出るわけです。
しかし人の動きがない時間帯、たとえば夜就寝中や家族全員が外出している間というのは、空気中を舞っていたハウスダストは静かに床に落ちていきます。

しかし起床とともに、その床に落ちていたハウスダストがまた空気中を舞い始めるので、それを吸い込んでしまい、いきなり起きがけにくしゃみがとまらないというような症状が出るのです。
なるべく布団をそっとどけて静かに歩いて移動すると、モーニングアタックの症状は多少軽減できますが、正直なところ、モーニングアタックに関しては防ぎようがありません。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.03.22更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
ダニは私たちの周囲に必ずいます。
「うちにはダニはいない」とおっしゃる方がよくいらっしゃいますが、ダニの生息がゼロの家などございません。
残念ではありますが、これを読んでくださっている貴方様のご自宅や仕事環境においてもかならずダニはいます!

ダニに反応するアレルギー性鼻炎の方にとって、ダニとは距離をおきたいところでしょうが、今お話をしたとおり根絶するのは難しいです。
しかし、ダニ存在数を減らすことは可能です。
ダニに反応するアレルギー性鼻炎の方は、自らの周囲からダニを減らすように心がけていきましょう。

ダニは湿気が大好きです。
そのため、湿度を上げすぎないように工夫しましょう。
あとダニは、酸素がないと死んでしまいます。
そのため、こまめに洗濯をするというのは大変有効です。
クッションやラグは洗えるタイプのものにして、こまめに洗濯しましょう。
ソファは洗えないと思いますので、できれば布製のソファは避けましょう。
またダニは、食べ物のカスや人のフケやアカなどを好物としています。
つまり毎日こまめに掃除をするということは、ダニの数を減らすために大変重要なことです。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.03.16更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
花粉症の本格的な季節に入り、り耳鼻咽喉科には毎日多くの花粉症の患者様がご来院されています。
花粉症は目や鼻、のどの症状が出ますが、患者様によってその症状の度合いはかなり差があります。
患者様に合った治療法を、私たちはご提案させていただいております。

さて先日のブログでダニは通年、私たちの周囲に存在していますとお話をしましたが季節によって増減します。
今日は、そのお話を少しさせていただきたいと思います。

ダニの特性として、湿度が高めで温度も高い環境を好むというものがあります。
日本は春夏秋冬あるので、このダニの特性によって、ダニが増える時期がきまっています。
大体、湿度が高まってくる6月ぐらいから、寒くなる前の10月ぐらいまで、ダニの数が多くなります。

ダニの寿命は実は短く、大体2ヵ月から3か月です。
ですので、秋に入ると死骸が増えていきます。
ダニの多い季節、そして死骸が増える季節は、それに反応してアレルギー症状がきつくなってくる患者様も多いです。
そのような季節は特にまめに掃除をして、湿度をコントロールしていく必要があります。
そして、り耳鼻咽喉科できちんと治療を行ってまいりましょう。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.03.06更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
アレルギー性鼻炎のアレルゲンとなるダニ。
生き物なので季節によって増減はあるものの、残念ながら蚊などと違って季節限定発生するものではなく一年中、私たちの近くに存在しています。
つまり、アレルギー性鼻炎は、アレルゲンを遠ざけるもしくは排除することが求められますが、ダニに関しては自らの周囲から完全に排除することは難しいというのが実情だと思います。

また、昔と比較して現代は、ダニが増えてきているといわれています。
なぜなのか?と、不思議に感じる方も多いかもしれません。
ダニは、フローリングよりもカーペットや畳の方が多く生息します。
フローリングのご家庭が増えている今、なぜダニが昔よりも増えてしまっているのか?
除菌などの清潔への意識も、昔より向上しているのになぜ、ダニが増えてしまっているのか?
それは現代の「家」が、一言で申しますと快適すぎるためです。

人が住まう家として快適な環境は、実はダニにとっても快適な場所。
つまり家の構造が高気密住宅になってきている今、人が住みやすいのと同様に、ダニも生息しやすいというわけです。

投稿者: り耳鼻咽喉科

2017.03.02更新

大阪市城東区の皆様こんにちは、り耳鼻咽喉科です。
今年も寒い冬でした。
三月になると花粉が本格的な季節になり、花粉症の患者様はお辛そうですが、寒さは和らぎ、そういった意味では過ごしやすくなってきます。

さて、家の中の湿気の多い場所などに発生する「カビ」。
あまり知られていないようですが、カビもアレルギー性鼻炎の患者様のアレルゲンになっていることがあります。

対策としては、まずはなによりカビの除去です。
カビが生えやすい場所は、日々チェックしてこまめに掃除を行ってカビを除去していきましょう。

また、根本的にカビが発生しないように工夫することも大切です。
湿度をコントロールし、カビが発生しないようにしていきます。
窓を開けたり除湿器・空気清浄機をつかうなどして、湿度を下げて換気を行いましょう。

また、カビの多い場所での睡眠は一番NGです。
カビが生えやすそうな環境の部屋を、寝室として使わないようにしましょう。
特にもともと湿度の高めの部屋にベッドを置いてしまいますと、ベッド下の空気は滞留しやすくなり、さらに湿気が溜まってカビが生えやすくなります。

投稿者: り耳鼻咽喉科

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